読書,おすすめ本,書評

記事一覧

[..

2017-03-09その他
[片づけ] ブログ村キーワード最近、Kindleアンリミテッドで読み放題対象になっている本から、少しでも気になった本を暇な時間に眺めている。「読み始めてつまらなかった…

記事を読む

[..

2016-08-03雑記
[Kindle Unlimited] ブログ村キーワード早朝ランニングの後にAmazonをチェックしていたところ、本日から日本でも「Kindle Unlimited」がスタートしていました。いつから…

記事を読む

2016-07-13新刊・近刊
長年翻訳中だの出版予定だの言われてきたデイヴィッド・ルイスの著書『世界の複数性について』が、ついに発売されるらしい。様相実在論を擁護する最重要文献なので、これ…

記事を読む

佐々木翔『いつも心に余裕のある人は実践している1日1分片づけの習慣術』

  •  投稿日:2017-03-09
  •  カテゴリ:その他
[片づけ] ブログ村キーワード

最近、Kindleアンリミテッドで読み放題対象になっている本から、少しでも気になった本を暇な時間に眺めている。

「読み始めてつまらなかったら読むのを止める」という方針が気軽に貫徹できるので、スキマ時間の読書にはもってこいだ。

さて、Kindleアンリミテッドでさきほど読んだのが、佐々木翔『いつも心に余裕のある人は実践している1日1分片づけの習慣術』(スマートゲート)という本。

いつも心に余裕のある人は実践している 1日1分片付け習慣術 (SMART BOOK)
いつも心に余裕のある人は実践している 1日1分片付け習慣術 (SMART BOOK)

部屋を整頓するための良い方法があれば参考にしたくて手に取った。

本書の内容はまえがきで簡潔にまとめられている。

本書では、片づけの本質である「モノを持たない」、「所定の場所に戻す」という2つに、……「モノの捨て方」を加えた3つの大きなテーマを柱にしました。


奇をてらったところのない、王道的な内容だ。

第1章は、片づけは日頃の習慣という点で掃除と違い、一度習慣化されれば労力は少なくてすむこと、片づけ習慣が人生にとってもいかに有益か、といったことを説明している。

主に片づけへのモチベーションを高める内容だ。

「片づけ=必要のないモノを増やさない」という観点から、片付けは自分にとって本当に必要なものを選ぶことだという指摘は面白い。

「自分にとって本当に必要なものは何か」という問いは、「自分自身の価値判断の基準を見つめ直す」作業だ。それは、「自分とはいかなる人物なのか」について反省するという哲学的な思索にも繋がる。

まあ、片づけ本を読んで哲学的思索にふけってる暇があるなら、とっとと部屋を片付けろと言う感じだがw

第2章は、いかにモノを増やさないかについて。

部屋がモノで溢れるのは、増やすことと捨てることのバランスが崩れている事が問題なのだという。

そこで著者はシンプルに次のようなルールを提示する。

「何かひとつ買ったら何かひとつ捨てる」

これをすることで必要のないモノは自然と買わなくなるという。

この基準はシンプルだけど実用的だ。

この章には他にも、

・購入には独自の基準を設け、それを満たさないものは不要とみなす。
・「ほんとうに必要?」「代わりはないの?」と問いかける。
・最低でも一晩は冷却期間を設ける。

などのすぐに真似できるTIPSが書かれている。

たしかに知っていることも多いが、「知ってるのに実行していない」ことがほとんどなので、そのことを自覚できただけでも良かった。

個人的には、「テーブルやソファーの上には何も置かないのが基本」という指摘に感心した。

言われてみれば、たしかにテーブルの上につい物を置いてしまって後から苦労するケースが多い。テーブルは物を置く場所だという意識がどこかにあるのかもしれない。これはすぐに実践しよう。

第3章は捨てるコツについて。

ここで参考になったのは、思い出の品の処理方法。

既に整理されているアルバム写真などは捨てる必要など無いが、いずれ整理するつもりでただ溜め込んでる物品は大抵捨ててもいいものだ、という指摘に膝を打った。

そもそも思い出の品については、体験の記憶は残っているのだし、モノとして所持する必要はあまりないのだ。

どうせ「そのうち整理するつもり」で溜め込んでいる物品など見返すこともない。

思い出だけを胸にしまい、不要な物は全部処分してしまおうと思った。

第4章は収納方法について。

「人間は収納スペースがあればあるほど入れようとして、いつまでも満足できない」という著者の言葉は、私の体験的にも納得できる。

せっかく本棚を片づけても、スペースが見えるとつい本を買ってしまい、結局また収納できずに散らかるということはよくあることだ。

「使ったら定位置に戻す」という基本を押さえつつ、うまく欲求と戦うようにしたい。

何の気なしに読んだが、案外考えさせられた。Kindleアンリミテッドに加入している人で、片づけに対するモチベーションを高めたい人には良いかもしれない。

いつも心に余裕のある人は実践している 1日1分片付け習慣術 (SMART BOOK)

Kindle Unlimitedのラインナップは?個人的なおすすめ本も紹介

  •  投稿日:2016-08-03
  •  カテゴリ:雑記
[Kindle Unlimited] ブログ村キーワード

早朝ランニングの後にAmazonをチェックしていたところ、本日から日本でも「Kindle Unlimited」がスタートしていました。

いつから開始するのかよく知らなかったので、まさか今日からだとはびっくりです。

さっそくラインナップをチェックしてみたところ、現在もプライム会員が利用できる「オーナーライブラリー」よりもよさ気な印象を受けました。

まあ、予想通り激安本の多くは重複しているみたいですが、中には「オーナーライブラリー」にはなかった本がアンリミテッドの対象本に含まれており、かなり良さげです。

そこでこの記事では、アンリミテッド対象本から個人的におすすめの本をいくつか紹介しておきます。

●ビジネス書

ビジネス書は意外と出版から1〜2年程度の、評価の良い本が含まれてますね。

たとえば、『日本企業の社員は、なぜこんなにもモチベーションが低いのか?』というビジネス書。

日本企業の社員は、なぜこんなにもモチベーションが低いのか?
日本企業の社員は、なぜこんなにもモチベーションが低いのか?

2015年に出版された本であり、レビューは星4つ、マーケットプレイスの中古価格もまだ1200円以上している比較的売れ筋の本です。

当然、「オーナーライブラリー」対象本ではなかったのですが、「キンドル・アンリミテッド」で読み放題というから驚きました。

また、私が最近セールで購入した本も結構読み放題の対象となっています。

たとえば、『最速の仕事術はプログラマーが知っている』や、『一流の人はなぜそこまで、雑談にこだわるのか?』などですね。

最速の仕事術はプログラマーが知っている
最速の仕事術はプログラマーが知っている

一流の人はなぜそこまで、雑談にこだわるのか? 一流のこだわりシリーズ
一流の人はなぜそこまで、雑談にこだわるのか? 一流のこだわりシリーズ

この2冊を読めるだけで、月額費用980円の元が取れてしまうという……

これらの本がアンリミテッドの対象になるとわかっていれば、焦ってセールの時に買わずに済んだのに……orz

2016年に出た本では、こんなのも対象になっています。

10倍ラクして成果を上げる 完全自動のExcel術
10倍ラクして成果を上げる 完全自動のExcel術

Excel本は電子書籍のほうが検索しやすいので好きなのですが、値段が高いものが多いんですよね。

それが読み放題になるとは……。

また、私はメンタリストDaiGoのビジネス書が結構好きなのですが、中でも評価が高い『ポジティブ・チェンジ』もアンリミテッド対象です。

ポジティブ・チェンジ
ポジティブ・チェンジ

例によって私は定価で購入してます(´・ω・`)

さらに、このブログでも何冊か紹介している苫米地英人博士の本も、電子書籍化されているものはすべてアンリミテッド対象のようです。

実は私、プライム会員になった理由が「オーナーライブラリー」でDr.苫米地本がほぼ読めるので年会費の元が取れると判断したからなんですよね。

でもアンリミテッドの月額980円の方がずっとお得でしたorz

●光文社新書

意外なことに、新書も結構対象になっています。

山口周の光文社新書の作品もアンリミテッド対象です。

特に『外資系コンサルの知的生産術』などは星4.5という高評価の作品ですね。

外資系コンサルの知的生産術〜プロだけが知る「99の心得」〜 (光文社新書)

当然ですが、中古本でも値崩れしていません。

光文社新書といえば、学習・勉強関連本の好著として一部で有名な西林克彦『わかったつもり〜読解力がつかない本当の原因〜』も入っています。

わかったつもり〜読解力がつかない本当の原因〜 (光文社新書)

これは認知心理学or教育心理学に基づいたきちんとした根拠のある本ですね。

光文社新書の中でも比較的おすすめの本だったので、これが入っているのは驚きでした。

●光文社古典新訳文庫

光文社は割りとキンドル・アンリミテッドに本を提供しているみたいですね。

光文社古典新訳文庫がほぼすべてラインナップに入っています(全部ではないようなので、そこは注意)。

⇒ 光文社古典新訳文庫の一覧

私は古典新訳文庫だと哲学系しか読んでいないのですが、ヴィトゲンシュタイン『論理哲学論考』やカント『永遠平和のために/啓蒙とは何か』、『純粋理性批判』、『実践理性批判』、ハイデガー『存在と時間』、さらにニーチェ、スピノザの著作などは対象に含まれているようです。

政治社会思想系だと、ロック『市民政府論』やミル『自由論』、ルソー『社会契約論』などが読めますね。

光文社古典新訳文庫はシェイクスピアをはじめ海外文学系も豊富に揃っているので、こういった作品が読みたい人には間違いなくお得です。

●創元推理文庫、創元SF文庫

なんと、東京創元社の創元推理文庫や創元SF文庫からも読み放題対象が出ています。

⇒ 東京創元社のラインナップ一覧

ホーガン『星を継ぐもの』とか江戸川乱歩の作品とか、似鳥鶏や鯨統一郎とか、青崎有吾や相沢沙呼、シャーロット・マクラウドとか。

文庫が4月に出たばかりの山本弘『BISビブリオバトル部 翼を持つ少女』なんかもあって、結構すごいです。

私、普通に電子書籍化された直後に購入してますがorz

●その他

他にはラノベも結構充実している印象ですね。

特に「小説家になろう」から書籍化された作品はかなり多く入っている印象です。

漫画は残念ながらそれほど豊富ではないのですが、『ゆるゆり』など芳文社等の4コマ系は割とありますね。

さすがにタイトルは書けませんが、年齢制限のある本もかなり充実しています。

雑誌も対象になってますね。

想像以上にラインナップが充実していたので(正直、オーナーライブラリーと五十歩百歩だと思ってました)、これは本当にプライム会員やめてアンリミテッド一本にしようか検討中です。

あなたも自分の興味がある分野の本が対象になっていないか、一度探してみてください。

こちらのページから対象本の確認ができます。

⇒ 「Kindle Unlimited 読み放題タイトル」はこちら

ちなみに、1ヶ月間の無料お試しができるようなので、夏休み中にとりあえず試してみるのもありだと思いますね。

まとまった時間で読みまくれば、これほどお得なサービスはありませんしw
 カテゴリ

【新刊予約】デイヴィッド・ルイス『世界の複数性について』待望の翻訳が8月に発売

長年翻訳中だの出版予定だの言われてきたデイヴィッド・ルイスの著書『世界の複数性について』が、ついに発売されるらしい。

様相実在論を擁護する最重要文献なので、これが日本語で読めることはとても良いことだと思う。

Amazonではまだ書影が出ていないし、版元のサイトを見ても告知が出ていないのだが、たぶんちゃんと出るはず。

世界の複数性について
デイヴィッド・ルイス
名古屋大学出版会
売り上げランキング: 49,106


それにしても、勁草書房からデイヴィッド・ルイスの『反事実的条件法』の翻訳が出たのが2007年の事であり、てっきり数年以内に『世界の複数性について』も翻訳されるのだろうと思っていたが、まさかそれから10年近くかかるとは……。

ちなみに、2012年にちくま新書から出た青山拓央『分析哲学講義』の文献紹介には、次のような一文があった。

「また、出版時期は未定ですが、ルイスが様相実在論を本格的に擁護した『世界の複数性について On the Plurality of Worlds』も現在翻訳が進められています。」


それから4年もかかったのかという気もする。

もっとも、学術書の翻訳にはそれくらいの時間と労力がかかるものなのかもしれない。

私は翻訳されたものをありがたく読ませていただくだけなので、翻訳してくれた先生方には感謝こそすれ、文句をいうべきではないだろう。

原書を読み込む英語力を持たない私が悪いのだし。

ただ、私自身が様相実在論に強い興味を持っていた時期に読みたかったなという残念な気分。今は興味関心が他に移っているので。

ちなみに、Amazonによると翻訳者は「出口康夫、佐金武、小山虎、海田大輔、山口尚」となっている。

解説はこの分野の専門家である八木沢敬が担当しているのが嬉しい。

発売日は2016年8月26日とのこと。

しかし価格が6000円を超えるのは、少し厳しい……。

出版社が名古屋大学出版会だし、あまり価格を抑えられないのだろうけど。

まあそれでも私は購入することになりそう。

以下、Amazonに掲載されている目次

序文

第1章 哲学者の楽園
1・1 世界の複数性テーゼ
1・2 様相実在論に何ができるか??様相
1・3 様相実在論に何ができるか??近さ
1・4 様相実在論に何ができるか??内容
1・5 様相実在論に何ができるか??性質
1・6 世界の分離
1・7 具体性
1・8 充満性
1・9 現実性

第2章 楽園にあるパラドックス?
2・1 あらゆるものが現実的になってしまう?
2・2 すべての世界がひとつの世界のうちにある?
2・3 実際よりも多くの世界がある?
2・4 いかにして知りうるのか?
2・5 懐疑主義への道?
2・6 無関心への道?
2・7 恣意性が失われる?
2・8 疑いの眼

第3章 安上がりな楽園?
3・1 代用主義のプログラム
3・2 言語的代用主義
3・3 図像的代用主義
3・4 魔術的代用主義

第4章 対応者か、それとも二重生活者か?
4・1 良い問いと悪い問い
4・2 世界のオーバーラップへの反論
4・3 貫世界的個体への反論
4・4 このもの主義への反論
4・5 表象の一貫性への反論

解説(八木沢 敬)

このブログについて
当ブログ「読書日記」はamazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
Copyright © 読書日記 All Rights Reserved.

テキストや画像等すべての転載転用販売を固く禁じます